八重の桜、今回は「蛤御門の戦い」
歴史上の人物が主役なので、どうしても歴史上の出来事を扱うことが多くなり、
主役の人物の人柄や心情などを深めることは難しくなりますよね。
綾瀬はるかの八重さんが本物とはまるで違うとか、
八重の実像や心情が見えないという評価があるようですが、
こういうドラマではある程度やむを得ないのかもしれません。
そして、主役が歴史上の本物よりカッコ良くなるのは、ドラマの性質上当然ですよね。
新島八重を知っている人は少ないと思うので、
歴史上こういう人物がいて、こんな生き方をした人だったと知る機会と考えて、
しかし、テレビドラマと実物は違うということを念頭において見れば良いのではないでしょうか。
1864年7月、長州が洛中(らくちゅう)へ兵を進め「蛤御門の戦い」が始まった。
慶喜(小泉孝太郎)や容保(綾野剛)が率いる幕府軍は劣勢を強いられるが、
覚馬(西島秀俊)や大蔵(玉山鉄二)らの活躍と西郷(吉川晃司)ら薩摩藩の援護もあり逆転勝利を収める。
しかし覚馬は、砲弾の爆裂により深手を負う。
会津では八重(綾瀬はるか)が、開戦直前に覚馬から手紙で勧められた
尚之助(長谷川博己)との縁談に困惑していた。